インプラント

インプラント治療をお考えの方へ

インプラント治療は、40年以上の臨床実績がある治療法です。

機能的にも見た目にも、自然の歯にもっとも近い再生治療です。

欧米をはじめ、世界中で数百万人が治療しており、日本でも最近、インプラント治療を受ける人が急速に増えています。

当院のインプラント治療

コンセプト

保土ヶ谷の当院では、歯科医師・歯科技工士および歯科衛生士が、インプラント・審美歯科・矯正などの治療を高度なレベルで専門的に連携させ、総合的に捉えながら治療ゴールを目指す「インターディシプリナリー・アプローチ」を行っております。

当院のインプラントの3つの強み

ほとんどの患者さんにインプラントをご提供できます

当院では難症例も含め、ほとんどの患者さんに対してインプラント治療ご提供することが可能です。例えば、骨粗鬆症・糖尿病など全身疾患のある患者さんでも、ぜひ一度ご相談ください。

お口の状態に合わせて、最適な治療を行います

保土ヶ谷の当院では、患者さんに対して最適な治療を行うことを第一に考えています。そのため、世界で認められた様々なインプラント製品を取りそろえて、治療内容と患者さんのご要望を考慮しベストなシステムを考え治療を行っています。

指導的立場にいる歯科医師と歯科技工士のチームワーク

院長の栗林は、国内外で認められた実績と技術の持ち主です。患者さんに最適なインプラント治療をご提供しています。
また、当院の歯科技工士も、講演会などで講師を務める高いレベルの専門家です。
指導的立場にいる2人のプロフェッショナルが、難症例への対応や咬み合わせを精密に計算したインプラント治療を実現しています。

インプラント治療のメリット
  • 見た目にも自然な美しさ
  • 食事を楽しめる、噛む力・味覚の維持
  • 健康な歯に負担をかけない
  • 入れ歯などによくある、違和感・異物感の解消

他の治療との違い

治療法 インプラント
審美性
噛む力
口内衛生 優れる(手入れ要)
耐久性 優れる(手入れ要)
健康な歯を削る なし
違和感 なし
顎骨がやせる なし
手術 あり(抜歯程度)
診療形態 自由診療
治療期間 6~24週間程度
治療法 入れ歯
審美性
噛む力
口内衛生 不衛生になりやすい
耐久性 合わなくなることが多い
健康な歯を削る なし
違和感 あり
顎骨がやせる やせる
手術 なし
診療形態 保険診療
(見映えの良いものは、自由診療となります)
治療期間 2週間~2ヶ月
治療法 ブリッジ
審美性
噛む力
口内衛生 不衛生になりやすい
耐久性 両隣の歯に負担
健康な歯を削る 両隣の歯に負担
違和感 少ない
顎骨がやせる やせることがある
手術 なし
診療形態 保険診療
(見映えの良いものは、自由診療となります)
治療期間 2~3週間

インプラント治療の種類

2回法

審美的配慮が必要な部位に行う方法です。また骨移植と同時のインプラント手術の際にも適応いたします。1回目の手術でインプラントを埋め込みます。インプラントと骨が結合するまで約6~8週間待ち、2回目の手術で軟組織(歯肉)調整し被せ物をセットします。

1回法

機能的配慮が必要な部位に行う方法です。歯肉を切開する手術を1回だけ行い、インプラント手術から最短約8週間で、最終の被せ物が装着可能です。

抜歯即時埋入

通常、抜歯後にインプラント治療をする場合は、歯を抜いた穴が治るまで待ってから処置を開始しますが、抜歯即時埋入では、歯を抜いたその日にインプラントを入れることができます。
ただし、全ての患者さんに適応できるわけではありませんので、一度診察を受けた上でご相談ください。

抜歯後のインプラント治療の種類
抜歯即時埋入:抜歯と同時にインプラントを埋入
抜歯早期埋入:抜歯後約1〜4ヶ月の治癒期間でインプラントを埋入
抜歯遅延埋入:抜歯後約6ヶ月の治癒期間でインプラントを埋入

インプラント治療の流れ

1.カウンセリング・初診

2.診査・診断

3.治療についての説明

4.インプラントの手術

5.仮歯の装着

6. 最終補綴物の装着

7.メンテナンス・アフターケア

インプラント周囲病変について

インプラント周囲病変とは、歯の周りで歯周病が起きるように、インプラントの周囲で起きる炎症のことです。またインプラント周囲病変には、インプラント周囲粘膜炎とインプラント周囲炎の病気があります。インプラント周囲粘膜炎は歯周炎と類似し、歯肉に限局した炎症で早期発見で治癒できます。インプラント周囲炎は、インプラント周囲粘膜炎が進行しインプラント周囲の骨組織の破壊を伴い、病気の進行が早く治療が難しいとされています。

インプラント周囲病変は、天然歯に比べると自覚症状が少なく発見が遅れやすいのが特徴です。最近の研究ではインプラント治療を受けた患者さんの約4 割で認められるとの報告もあります。治療が終わって放置していると、最終的にはインプラントが抜け落ちる可能性があります。インプラントは本物の歯より細菌感染に弱いので、インプラント治療が終わった後も、定期的にメンテナンスに通うことが重要です。

すでにインプラントに不具合を感じている方はもちろん、インプラント治療後の予防をされたいという方も、お気軽に保土ヶ谷の当院へご相談ください。

骨再生と骨造成の治療法とは

天然歯のための骨再生治療法

骨再生治療法の代表に歯周組織再生療法があります。
天然歯歯周組織の再生法として、エムドゲイン法とGTR法(歯周組織誘導法)という方法があります。現在はエムドゲイン法が主流で、合併症のリスクが少ないのがメリットです。歯周病で溶けてしまった顎の骨や歯根膜などの歯周組織を再生させる再生療法の一種で、世界の約40ヶ国以上で使用され、国内では2002年より厚生労働省の認可を受け高い安全性が実証されています。

インプラント治療の骨造成法
骨造成法は、インプラントを埋めるのに必要かつ十分な骨を造る治療を言います。
インプラント治療であごの骨(歯槽骨:インプラントを支える顎の骨)の量が不足していると、インプラントを埋め込むことができません。インプラントを埋めるには、あごの骨の幅と高さが関係します。インプラント治療ではとても重要な治療法で、治療部位により様々な方法が用いられています。それぞれの治療方法には、インプラントの埋め込みと同時に移植を行う場合と事前に必要な骨を造成し再生した後、インプラントの埋め込みを行う場合とがあります。また骨造成法で使用される骨補填材は、自家骨・同種骨・異種骨・人工骨があり、患者さんのニーズに合わせた材料を選択肢し使用します。

骨造成法の種類

GBR

GBR(骨誘導再生)法とは、失った歯槽骨やあごの骨などの骨組織の再生を促す治療方法です。骨の幅が薄かったり高さがなかったりする骨を、インプラントの埋め込みが可能なサイズの骨にする造成し再生する治療です。骨を増やしたい部分に移植材料を置き、その上から特殊な専用の膜を使用し、骨の再生を促していきます。

リッジ プリザベーション

リッジ プリザベーション(歯槽堤保存術)とは、抜歯後あごの骨を温存するための治療法です。抜歯を行うと、歯を抜いた周囲の骨(抜歯窩)が吸収し、骨と軟組織の形態的変化が垂直的・水平的に生じます。特に審美的要素が高い治療部位でのインプラント治療であごの骨を保存する目的と、天然歯のブリッジのポンティック(歯がない部分にある人工の歯)部分の治療に際し、抜歯窩の骨の造成と再生を行いあごの骨を温存します。治療は、抜歯窩にコラーゲン・自家骨・他家骨移植材などの骨補填材を填入し、特殊な膜(メンブレン)でカバーし、状況により軟組織移植を行う等の方法で行います。

サイナスリフト

サイナスリフト(上顎洞底挙上術)とは、インプラント治療に伴って行われる骨造成の手術です。上顎臼歯部の上部には上顎洞と呼ばれる空洞が存在します。特にこの空洞は、歯がなくなると歯槽骨も吸収するため拡大する傾向があり、インプラントを埋めることが困難となります。治療は、空洞内の粘膜(上顎洞粘膜)を上顎洞から剥離して挙上し、そこにできたスペースに人工骨や自家骨などの骨補填材を填入し、インプラント手術に必要な骨の厚みを作る方法で行います。

高度な技術が必要となる手術のため、他院からのご紹介でサイナスリフトを当院で行い、インプラント治療はかかりつけの歯科医師が行う実例も多くあります。

ご予約・ご相談はお気軽に

歯のことでお悩みでしたら、横浜市にある
栗林歯科まで、まずはお気軽にお問い合わせください。

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